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エアーツール類を揃えた コンプレッサーとインパクトレンチと空気入れ

車整備をしているとそのうち必要に感じてくるツール類がいくつかあります。

いろんな作業に使うスパナやネジを回すドライバーなどは皆さん持っているとは思いますが、どうしても代替が利かないとかあればかなり便利で作業効率がアップするといったツールは欲しくなるものです。

目次

エアーコンプレッサー

一口にエアーコンプレッサーと言えども種類があり、車整備用の1MPa程度以下のものから建築用の5MPaくらいのものがありますが、ここでは1MPa以下のものを対象にします。1MPaは10kgf/cm2なので0.1MPa=1kgと覚えておけばそっちのほうが理解しやすいでしょう。

車整備用としては最高圧0.7MPa~1MPaのものがおすすめです。ほとんどの機器はそれ以下の圧力で適正に動作します。実際にはレギュレータで圧を落とす必要もありますが、そのほうが安定して作業できます。

タンク容量

圧縮機用モーターにも依りますが、ちょっとした作業で10リットル、オールマイティ的には30リットルくらいがおすすめです。

減ったタイヤへの空気入れくらいでは小さいタンクでも可能ですが、連続的に必要なエアーインパクトレンチでは30リットルは欲しいところです。

尤も、ナットを一個交換しては休憩などというのんびりした作業であれば小さいタンクでも可能ですが、普通はサッと終わらせたいものなので出来れば30リットルクラス以上がおすすめです。

一番使うのがエアーダスターですが、大きい面積を吹き飛ばしているとそれこそあっという間に圧が低下します。因みに10リットルタンクだと10秒くらいで圧縮機が再動作します。エア圧が上昇するまでの待ち時間があると調子が出ないというかちょっとイラッとします。

オイルフリー

コンプレッサー内部の圧縮部には潤滑用のオイルがあり、それがタンク内→エアーホースと出て吐出した空気にオイルミストが混ざります。

このオイルミストを嫌う作業ではオイルフィルターを経路途中に入れて除去する必要があります。

エアーコンプレッサーにはこのオイルミストが出ない、オイルフリータイプがあります。もし今後購入される場合はそのタイプを選ぶとオイルミストの心配がありません。

圧縮機モーター定格

ほぼタンク容量と比例するとは想像しますが、大きい物ほどモーター定格が増えます。

例えば10リットルタンクならAC100V(単相)500Wくらいですが、30リットルではAC100V(単相)750W、それ以上ではコンセントから給電できない容量になります。

ある程度大きくなってくるとAC200V(3相または単相)、つまり動力が必要な場合もあります。

タンク容量だけで購入してしまい、電源がとれないとどうしようもありません。

エアーインパクトレンチ

これまでは十字レンチで作業を行ってきました。ナットの緩めや締めることについては何ら不自由はないのですが、ひとつだけあるのがが必要だということです。

交換する車が1台若しくは2台であり、タイヤ交換だけであればいいのですが、追加で作業があるとかなり疲れます。そういう時、エアーインパクトレンチがあればかなり楽です。何せ力はあまり必要ないし、更にコツを掴めば早く作業が進みます。

もし電動タイプのインパクトレンチをお持ちならばエアータイプは無くても結構ですが、もし持ってないならエアータイプをおすすめします。頻繁に使わないのであれば数千円でいい製品があります。

トルクですが、乗用車であればほとんどが100N・mから150N・mの間なのでこれよりトルクに余裕を持った物が必要です。実際にはエアーインパクトレンチだけで締めて終わりでなく、最後はトルクレンチで締めるのでもっと弱くてもいいでしょう。

空気入れ

これだけ日本語ですが、何と呼べばいいのかわからないので空気入れとしておきます。空気圧チェック用ならエアーゲージでしょうが。

ガソリンスタンドで調整するという方は不要かもしれませんが、いちいち行くのはめんどくさくないですか。それに行くと空気だけ補充するのは何か気が引けます。

ご存知の通り、タイヤの空気圧は徐々に減っていきます。あと、外気温でも当然のことながら変化しますので出来れば月一で確認しておきたいものです。ひょっとしたら釘などを踏んでいて空気が抜けているかもしれません。そんな場合は他のタイヤより減っている割合が大きくなります。

エアーゲージを購入するまでは自転車用の手動高圧ポンプを使っていました。電気も何も使わず気軽にエアー補充できるのですが、車のタイヤに使うと軽四タイヤで4,50回くらい、普通乗用車だと60回。これは2割くらい減ったエアー圧を元に戻すポンピング回数ですが、かける4(本)です。
車は3台分交換するので単純計算で千回近くもポンピングです。流石にタイヤ交換自体より疲れるのでエアーゲージはありがたいものです。

ホントにいやになりましたよ

この空気入れはそれほど高価なものではありません。Amazonや近くのホームセンターでも売っています。

この手のものを使う時、一番気掛かりなのがメーターの精度です。他の信頼できるものと較べると確認しやすいです。因みに私はホームセンターで買ったものを使っていまして、精度は割と正確でした。5%も狂っていません。

以下に示すような製品ですが、値段がさほどしませんので割と気軽に?購入できると思います。

エアーダスターガン

定番のダスターガンです。何かを吹き飛ばすときに便利です。価格も形状もピンキリですが、何ならいくつか揃えてもいいでしょう。私はノズルが長い製品とそうでないのを使っています。

これも使ってみると自分に合う合わないがありますので、もし購入される際は実際に手で握ってみることをおすすめします。

形状もそうですが、握った際に手の一部がレバーに挟まるといったものもありますので、もしそういう製品を使い続けるとストレスになったり実際に血豆なんかの赤チン災害を誘発することにもなります。


他にもツールがありますが、これまた別の機会に。

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