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白山周辺の山々

※この記事はメモ的なものです

白山は石川、岐阜の各県に跨る亜高山です。周囲にはいくかの山を従えているので、それらをまとめて白山系などと呼んでいます。

先ほど石川、岐阜といいましたが、どこまで白山系とするかで変わります。三ノ峰のちょっと下まで入れるなら福井県も含まれてきます。

白山のみに登ることはできます。が、ちょっと足を延ばすと別の山を越えながら白山に到達することもできます。

そういった周囲の山をいくつか紹介したいと思います。狭い小さいながらも名のある山、峰、他要点も記載します。

目次

御前峰と剣ヶ峰と大汝峰

白山というのは御前峰、剣ヶ峰、大汝峰を含んだ周辺の総称であります。

実はこの三つの山頂のうち、御前峰以外は登ったことはないです。今更ながらと思っていますが、次回行きたいと思います。

御前峰(2702m)

白山登山で皆さんが【やったー、白山の最高峰だ】というのは御前峰です。標高は2702mです。一等三角点や白山比咩神社奥宮があります。

記念撮影用にぴったりの石柱もあります。2010年前後に作られたと思います。

オンシーズン中はお昼前後に行くと10人から多い時で30人はここに集まります。ただこれは数年前の経験なのでこのコロナ騒ぎの場合はやや少ないのではと予想します。

もちろんオフシーズン、7月や9月ではそこまで多くないでしょう。

大汝峰(2684m)

御前峰からみて北東寄りに1kmほど離れた場所にあるのが大汝峰です。

ガスがかかった大汝峰

室堂から北側へ行くか、御前峰からお池めぐりコースの先にあります。

剣ヶ峰(2677m)

御前峰の北側にあります。登山道はないように思えます。というか登山禁止だったはずです。

いつも登ってみたいと思いながら行ってないということは行けない?ということでしょう。あのあたりに行き着く頃はかなり疲れているので。

別山(2399m)

白山の4kmほど南側にある山です。福井側から白山に登るときの山です。ここから下ると次の三ノ峰です。

室堂から1時間ちょっとで到着します。

ここへは三ノ峰かチブリ尾根経由で登り下りします。

三ノ峰(2128m)

避難小屋があり、福井側から白山登山への一休み所でもあります。このちょっと下には二ノ峰と赤兎山への分岐点があります。

二ノ峰(1962m)

下は一ノ峰、上は三ノ峰です。とにかくこのあたりは標高を稼ぐ場所でキツメです。

一ノ峰(1839m)

銚子ヶ岳の上です。銚子ヶ岳からは一旦下ってからここへ登り始めます。

銚子ヶ峰(1810m)

石徹白方向から登ってくると2時間程で着きます。遮るものはなく、遠くには和泉村も見え、弱いながら、携帯電話も使えます。

ここの下側、和泉村方向の笹原がきれいです。なかなかこんな風景はお目にかかれません。

左端に登山道が見える
銚子ヶ峰から白山方向を仰ぐ

三ノ峰はここからは見えません。

白山釈迦岳(2053m)

一ノ瀬から湯の谷川沿いに登ることができます。地図上では室堂まで行くことができますが、時間がかかるので一泊となるでしょう。

この山のみのために行き来するのもありです。

七倉山(2557m)

大汝峰から北側に進むと七倉山に到着します。

室堂から岩間道(または楽々新道)と加賀禅定道の分岐点があります。この分岐は七倉の辻と言います。

またそのちょっと室堂側には白山釈迦岳への分岐もあり、よく地図を確かめていないと間違った道へ行く可能性があります。

私の経験で恐縮ですが、数年前に初めて室堂側から加賀禅定道へ行こうとしたとき、ちょうどガスがかかっていておまけにこの分岐看板が腐って倒れ、ほとんど内容がわからないような状態でした。

たまたま持っていたスマホアプリで方向と登山道は予測できたのですが、本当にこれでいいのかと心細々でした。

四塚山(2519m)

七倉山から北に行くと到着します。山というより丘ですね。

『四塚山』の看板もあり、周囲は開けているので明るい印象があります。

奥長倉山(1771m)

室堂から山里の終点まででいうと、やや山里よりにある山です。加賀禅定道のコースではここを通ります。

木製の支柱が腐って倒れていた

避難小屋もあり、それも結構しっかりしています。登山道から数メートル低い位置にあるので東側は見えませんが、登山道に戻ると北アルプスが見えます。

下の入口より入る 梯子は積雪時かな
二階構造

ここから見て西側の石川県側へは見通しがよく、携帯電話の電波も一応通じますが、私が試したときは通話できるまでの電波強度がなく、メール程度でした。(但し、KDDI回線ですが)

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