この記事は10年前から4年前まで(2010-2016)に登山した時のことをまとめてあります。よって、現在は存在しない看板などがあったりするかもしれません。画像も新旧混在しています。
口三方岳は石川県白山市と金沢市の境にある山です。標高は1269mです。
一番行きやすいのはセイモアスキー場の左側林道を通るコースです。スキー場に向かって左側の山がそうなのですが、川があり、その左側に林道があります。
元々は自由に行き来できるはずですが、入り口に鎖が張ってある場合があります。手軽に外すことができるようになっていて、もし車で通るときはちょっと下にして通過後にまた引っ掛けておけばいいでしょう。
但し、これは数年前のことなので2020年現在は不明です。2021年の春に行く予定なのでまた追記します。
林道を2kmくらい行くと左手に案内柱があります。車は5台前後駐車できるスペースがあります。そこから登り始めます。
登山開始
いきなりの崖で急坂です。高さにして30メートルくらいは登るのでしょうか。ちょっとひと汗します。
注意したいのは小さな石がゴロゴロしているので何かのはずみで転がりだし、下にいる者や駐車中の自動車に当たる可能性もあります。特に下山時に疲れ切っているのと、着いたという気持ちからゴロゴロやる可能性があります。
そこを登りきると木立に囲まれた明るい小さな尾根を登ります。左からは川の音が聴こえます。
そのうち植林された杉林の中を通ります。ちょっと薄暗いので湿った足元に注意しながら行きます。
そこからは緩急混ざった道であり、時期によってはカタクリ、ハクモクレン、コブシなどを楽しむことができます。以下の画像は違った年のも含まれますが雰囲気を掴めると思い掲載します。
山頂にて
ゆっくり登って3時間、健脚なら2時間半くらいで山頂に到着します。
遠くには白山も遠望できます。
中三方岳や奈良岳方向。遠くで滝の音も聴こえます。金沢市を流れる犀川の源流ですが、まだ行ったことはありません。
この山のまとめ
この山は麓に近いこととアクセスが良いことで割と訪れる登山者が多いです。
山頂に行っても割と残念な景観の山もありますが、ここは別格です。西は獅子吼、奥獅子吼、南は白山から笈、東は奈良岳や立山連峰、北は高尾山など、遮るものはありません。
それに登山道も谷はなく、ほぼ尾根であり楽しいです。
おすすめの時期は雪残る4月から梅雨前の6月初め、それと9月から初雪までです。是非まだの方は登ってみてください。
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