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インプレッサ WRX STI A-Line レビュー 外観諸々

さて前回はエンジン、足回り、ATという面からレビューしましたが、今回はそれ以外です。

前回の記事は以下

目次

室内空間や操作関連

よく似た他の車と比較すれば良いところも悪いところも言えるでしょうが、幸いに?この車しか長時間乗ったことはないので純粋に評価できると思っています。私の体格は普通で178cmの日本人体型です。

操作スイッチ類は普通レベルだと感じます。操作方法ですが、スライドさせる方法はあまり好きではありません。動いている時に操作しやすい回転式、プッシュ式がやり易いです。

ハンドル周りはやや狭い感じもしますが、指先で操作が可能なので良しとします。

フットスペースはちょうど良いです。狭いという意見もありますが、ATなので充分広いです。MTだったらどうなのかは機会があれば乗ってみたいと思います。個人的にはあまり広いのは足のやり場がなくて好みません。

室内高も低くなく、前席の幅も狭いとは感じません。全般に好きな車だからかもしれませんが居住性に不満は無いです。以前、S660の展示車を車外から眺めたことがありますが、あれは狭い。しかしスポッとシートに収まったら案外心地よいのかもしれません。なお、この車のシートはSTI純正レカロシートです。なかなかスッポリ感はいいですね。

タコメーターなどの表示パネル。好みはありますが見やすいです。最近は付いてない車がほとんどですが、欲を言えば油温計、ブースト計あたりは欲しかったです。STIということで赤が基調のスポーティーなイメージになっています。

今年取り付けた安全運転補助装置(レーダー探知機)にODB2のアダプタを繋げると車両CAN情報を得ることができ、そこでブースト圧、水温計などが確認できて便利に使っています。油温計情報がないのでひょっとしてこの車にはセンサーがないのかもしれません。Defiなどのメーターが欲しくなります。

座席ですが私みたいな180cm近い人間が複数名前後、つまり助手席とその後ろとかに座ると足元は窮屈になります。乗る時はリラックスして多少は足先をなるべく前方へ出したくなりますが、それがやや困難です。

インプレッサという車格自体から考えると無理もないのかなと感じますが、大人が常時4人以上で乗るにはやや狭いですね。因みにレガシィやレヴォーグの室内と比較するとやはりゆったり広いです。

外観

誰もが気になる見た目です。前後、それと横から見た印象を書きます。

前から

前から見ると丸いというか曲線で造られた車体が印象的です。ブリスターフェンダーがちょうどリスが食べ物を頬張っているようなユニークな感じです。動物の顔にも見えてきます。

個人的にはGC8系の顔が好みですが、このGR/GV系も愛嬌があっていいと思います。前方やや上から見たときのふっくら感がいいです。

後ろから

リアウイングがないと普通のセダンです。フェンダーやマフラー間のテール部分がややスポーティかなといった見た目です。まあそこが過激っぽくなくて落ち着いた様子なので好みです。

落ち着いて見えるのはデザインとしてインプレッサアネシスが元になっているからだろうと思います。個人的にはやや古く感じるものの、次のVABより好みです。特にCピラーとDピラー(とは言わないかも)あたりからのデザインはかっこいいと感じます。

横から

一つ上にもちょっと書いていますが、この車、横から見た目が最高です。インプレッサ全種類、WRXSTI全部を含めてもGVFはトップクラスです。

VABは車内が広くなっているようで、そのせいか外観形状に凹凸が出せているGVFはブリスターフェンダーがかっこよく見えます。

新しい=かっこいい、という概念が車にもありますが、新しいものよりこの車がまとまっていて好きですね。ネオクラシック車にもいくつかそういうのがあります。ブタケツのローレルSGX(130)とか。

ヘッドライト・フロントバンパー・ボンネット

GR/GV系のフロントバンパー周りは取り付けがしっかりしていません。

一番わかるのが荒れた路面を走った時、ライトがビビっています。構造上どうしようもないのかもしれませんが、もう少ししっかり固定して欲しいものです。どんな車でも僅かながらビビるものですが、この車は揺れすぎです。これで壊れたりすることはないと思いますが、何となく心配になってきます。

悪い意味で有名なのがフロントバンパーです。これまた固定が甘く、おじぎしてフェンダーとの隙間が空いてきます。アプライドが後期になると強化されたとも聴きますが、それでも隙間が空いてきます。自分のは5mmくらいなのでそれほど気にはなりませんが、酷いのになると10mm以上空いているのを見たことがあります。

別車種の金具を流用するとかアフターマーケット品を取り付けるなどいくつが方法がありますが、そんなこともメーカー側はわからなかったのでしょうか。

下がるのは振動なのか高速走行時の風によるものなのかはわかりません。今年はかなり高速道路を走っていますがほぼ下がっていません。となると振動かなと。悪路やダートをぶっ飛ばすと下がるのかもしれませんが、自分はそういう走り方はしないので考えないことにします。

ボンネットも振動でやや揺れます。特に高速道路などの細かな振動で動きますね。ボンネット裏側のゴム支えが合わなくなっているのかもしれません。今度見てみます。

空調関連

主な使い方は二つ、冷房と暖房です。もちろん除湿などやフロントガラスの曇り除去などという機能もありますがここでは置いておきます。

今年の5月連休中に信州へ行ったときの気温が30度超えでした。渋滞になり周囲は車の熱気で35度くらいはあったのではないかと思いますが、それなりに冷房は効いていました。

この車はフロントガラスが大きいというか前席にはフロントガラスからの光線が多く入ってきます。なので室内設定温度のようになっていても暑いです。でも直射日光が当たらないと快適です。

暖房ですが、この高燃費車?は割と早く水温が上昇するせいもありますが、よく効きます。AUTOにしておくと最初風の音はうるさいですがかなりの暖かい空気が出てきます。まあ普通かなと思います。ミニバンなどと違って室内空間が少ないのでその分効きはいいのかなと感じます。


一つだけスバル車共通なのかもしれませんし、どうしようもないことかもしれませんがAUTOモードにしたとき、冷やそうとするとエアコン(AC)がONになることです。これはこれで楽なのかもしれませんが、私の場合はACはマニュアル操作が使いやすいです。何故かというと、最初ACがOFFとなっていて知らないうちにONすると燃費に関係してます。基本的にガラスが曇らければACは不要です。

ではどうしているかというと、AUTOにしたときACがONなら一度押してOFFに、ACがOFFなら2回押します。そうするとエンジン停止しない限り永遠にACはONしません。

これまで乗ってきた車がACマニュアルだったので慣れているせいもありますが、こういう人も稀にいらっしゃると思います。


諸々書いてきましたが、好みは十人十色、メーカーも大変です。使いこなすしかありませんね。

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