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非常時にも使える 芯方式の暖房ストーブを使おう

季節も11月。こう寒くなってくると暖房器具の登場です。皆さんはどんな暖房器具を使っているでしょうか。

ちょっと前の家ならばどんな暖房器具でも使えたのですが、現在の主流は高気密高断熱が流行ですよね。

今回タイトルにあるのは灯油を使った芯方式のストーブです。当然空気を汚すので高気密住宅ではなかなか使えませんが、うちでは使えるよ、という方に向けてのメモです。

メリットは

  • 電気を使わない
  • 静かである
  • 遠赤外線を期待できる
  • 機種によっては弱いながらも照明
  • 部品があるので長年に渡ってメンテナンスが可能
  • メンテナンスは個人で容易

で、デメリットは

  • 部屋の上ばっかり暖まって下は比較的寒い
  • 転倒での危険性リスクが高い

こんなところかなと思います。

デメリットの下は寒い、というのはサーキュレーターか何かで空気を回せば割と改善できますが、転倒の危険性というのはどうしようもないですね。一応安全装置はあると思いますが、実際の所、熱い物が何かに触れれば終わりです。これは普通のファンヒーターも同じでしょうけど。

私が持っていて、いつも愛用している2種類を紹介します。

目次

アラジン Aladdin

まずはアラジンです。これは10年近く前、知り合いからいただいたものです。

その方が購入したのは45年前(1974年、昭和49)前後らしいです。だた、この機種は燃焼時に独特のニオイがしていて、それがイヤでしばらく使ってお蔵入りしたそうです。

そういうことでほとんど錆もなく、ちょっとメンテナンスして使っています。見たことある方なら芯上下のつまみが変だと気付いたかと思いますが、経年変化で樹脂にヒビが入り、もう一つ新型の部品と交換してあります。

この機種から耐震装置が追加されています。日本ディックというメーカー名になっています。

ブルーフレームという名称ですが、青い炎が綺麗です。約2800kcalの暖房能力です。

フロアに置くといい雰囲気です。よく映画なんかにこれより古い型が登場します。

金属製の外部壁面が熱くなるので、フロア、畳が暖かくなります。

このストーブで注意しなければならないのは、芯が木綿製なので空だきしないことです。やってしまうと当然ながら芯がなくなります。おまけに部屋中が煤で黒くなるとも聞いています。

参考:メーカーへのリンク アラジン 現在の最新型

レインボー Rainbow RB-2

これもまた貰い物です。トヨトミという今もあるメーカーです。

いつ頃の製造なのかは不明ですが、もう30年以上は経っていると思います。

メンテナンスしながら使っています。

このストーブの面白いところは以下の点です。

  • 煮炊きできる
  • 弱いけど照明代わりになる

このストーブの面白いところは円筒形のガラスが上下で赤系、青系の配色となっていて、炎がミラー効果で演出される色を反転できるというところです。眺めていて飽きません。

参考:メーカーへのリンク  レインボー 最新

使った感想

以上の2機種をシーンにあわせて使っています。

最近、天災などでよく停電になることがありますが、そんな場合や一時的な倉庫や屋外なんかでも活躍すると思います。

1台はあってもよいと思う一品です。

小さいAladdinを購入

2019年12月31日追記

先日ふらりと近所の家電量販店へ行ってきました。なにげに石油ストーブを見ていたらRainbowやAladdinなんかはまだありました。

そんな中で、Aladdinの反射式のストーブが目に留まりました。我が家では反射式はないのと小さいのが可愛くて衝動買いしました。

高さは395mmという低さです。

早速灯油を入れ、芯に燃料が行き渡った頃に初点火しました。

やはり対流式と違い、反射式は前面が暖かいので横に居ると暖かいです。もちろんサーキュレーターも併用して部屋中暖かかったです。

試したときは気温が全国的に高めであり、そんなに暖房能力は必要としないのですが、年始に向け冬型が強くなったときにエアコンとの併用でどうなるかが楽しみです。

令和元年の最後に、我が家にもう1台の仲間入りでした。

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